「干し大根」 やがては”たくあん漬け”と変身するのでようか? 農家の庭先の風景が浮かぶようです。 寒菊や 母の外出 一日あり |
「タンポポ」 在来種はあまり見かけなくなりましたが‥‥ 何故か”早春賦”のメロディが浮かんで来ます。 早春賦 野に口笛の すみ透る |
「沈丁花」 (じんちょうげ) 春分前後に開きますが、外が赤く開くと中は白です。 香気が烈しく沈香に似ています。 ようやくに 退院となり 日脚伸ぶ |
「川下り」 ”水ぬるむ”季節を待ちかねた様に「川くだり」です。 かなり 急流のようですが‥‥‥ 。 春光に しぶき散らして 川下り |
「叡山すみれ」 比叡山のような山地に生えるので、この名があるよう、 花は華奢な感じですが、葉の切れ込みに特徴があり 区別されます。 下萌の 原へ馳け出す 母子かな |
「黄びたき」 姿がきれいで よく囀るのは雄、と他の鳥たちと同じ、 中に 鳴き声が”火打ち石”を打つ音に似ているのが ある事から この名がついたようです。 まさをなる (真っ青なる) 空より花の 吹雪かな |